これまでの行動(その3)
2日目の朝、夜明けてすぐに部屋の片づけを開始。ちなみにこの時点で昨日は出ていた水道が停止。部屋の入り口から少しずつ物をどかしていき、最難関の本棚に到達。解体しないとどかせない状態になっていたので、部屋の中からドライバーを探し出して、本棚の上の部分から解体してはその下にある本をどかしていくという作業を繰り返し、ついに全部解体しました。もうこの本棚は使いません。そしてさらに今度はCDを片付け。さすがに余震がある中、またラックに載せるのもどうかと思ったので、ひとまず、お風呂の浴槽にに入れてスペースを確保。ようやく寝るぐらいのスペースができました。そっからさらに片付けようと思ったのですが、スペースがないのと、もう落ちちゃった物は無理にどかさないほうが安全なのではという考えからそのままに(伊奈かっぺいが言うところの「人間は立って歩くから、転ぶ。 最初から寝ていれば決して転ばない。」の精神?)。あとは逃げ道を確保。当面はこの状態で過ごすことに。(風呂に入りたいとき、CDをどうするかは後から考えることに)。
次は飲料品、食料、電池の確保。近くのセブンイレブンに行ったら飲み物はビールとコーヒー、食べ物はガムと、刻みのりとか調味料とかしかない。結局普段ビールを飲まない私はコーヒーとコーヒーガムを購入。でも後々考えるとこういう事態になると自動販売機もコーヒーが人気ない。変に後味残って。電池は単4,5しかない。うちの機材には使えず。この時点で暗くなったのであきらめる。この日の夜は停電状態ではじめての自宅宿泊なので自転車のライトがかなり貴重。そしてその時点で気づいたのですがめがねを見つけていない・・・。コンタクトレンズだけで数日もつのかやばいので明日はめがねを優先して見つけようよ思う。この時点でもう携帯では誰とも連絡が取れない状態に。ラジオの情報がかなり貴重。ラジオも電池が切れると困るので時々寝てはラジオをつけるを繰り返して過ごしました。時々余震が起こるととりあえずおきて自転車のライトを点灯して逃げる準備を繰り返し。たしか2,3回緊急地震速報ありましたね。コートを羽織って毛布と布団を重ねて就寝。意外と結構眠れたも・・・。ちなみにこのあたりから東北放送のラジオが受信できず。どうやら自家発電の燃料が尽きて送信されなくなったらしい。
その4に続く・・・